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特定技能外国人を採用するといくらかかる?受入れ費用の内訳を解説

熊本県や福岡県でも人手不足を背景として、特定技能外国人の採用を検討する企業が増えています。
しかし、多くの企業担当者様から、

▶特定技能外国人を採用するといくらかかるの?
▶日本人を採用する場合と何が違うの?
▶毎月発生する費用はあるの?
▶採用後に追加で費用がかかることはあるの?

といったご相談をいただきます。
特定技能制度は人材確保の有効な手段ですが、日本人採用にはない費用が発生することも事実です。
ただし、「特定技能は高い」というイメージだけで判断するのは早計です。実際には採用方法や国籍、支援体制によって大きく費用が変わります。
本記事では、特定技能外国人を採用する際に必要となる主な費用について解説します。

特定技能外国人の採用費用は大きく6つに分かれる

特定技能外国人の受入れ費用は、大きく分けると次の6つです。

  • 人材紹介費用
  • 在留資格申請費用
  • 登録支援機関への委託費用
  • 住居関連費用
  • 渡航費用
  • 海外労働許可証等の取得費用

提供する会社や計画によって差はありますが、私の個人的見解としては全体で、

✅初期費用として30万円~100万円程度

✅毎月1.5万円~4万円程度

が一つの目安になります。
ただし、採用ルートや国籍によってはこれを大きく上回ることもあります。

以下では個別にそれぞれがどのような費用になり、どれくらいの金額が掛かってるのかをあくまで私の経験上の目安にはなりますがご案内させて頂きます。

6つに分かれる採用費用

人材紹介費用

人材紹介会社や送り出し機関を利用する場合には紹介手数料が発生します。
金額は紹介ルートによって異なりますが、
一般的には、

国内在住人材:10万円~30万円程度
海外在住人材:20万円~50万円程度

が目安です。
特に海外から直接採用する場合には、送り出し機関費用や現地での手続費用が加わることがあります。
また、日本国内にいる特定技能外国人を採用する場合でも、人材紹介会社を利用するケースでは紹介料が発生します。

在留資格申請費用

特定技能外国人を受け入れる際には、

在留資格認定証明書交付申請
在留資格変更許可申請

などの手続きが必要になります。
また、雇った後には

在留期間更新許可申請

も必要です。
入管法上、原則的には本人申請になりますので、企業様が負担する義務まではないものの、企業様が負担しているケースも多くなるため、この部分も視野に入れておく必要があります。

そして、自社で手続きを行うことも可能ですが、特定技能の書類は他の在留資格と比べてもかなり量が多いことから、行政書士などの専門家に依頼するケースが多く、
行政書士へ依頼する場合には、一般的に

新規の場合、10万円~15万円程度
更新の場合、5万円~10万円程度

が一つの目安になります。

登録支援機関への委託費用

特定技能1号外国人を受け入れる場合、企業には外国人が日本で安定して生活・就労できるよう支援を行う義務があります。
自社で支援体制を整備することも可能ですが、実務上は登録支援機関へ委託するケースが多く見られます。
委託費用は支援機関によって異なりますが、

月額1.5万円~4万円程度

が一つの目安になります。
支援内容としては、

事前ガイダンス※
生活オリエンテーション※
▶行政手続き支援
▶定期面談
▶相談・苦情対応
▶日本語学習に関する情報提供
▶日本人との交流促進

などがあります。

※事前ガイダンスは在留資格申請前に実施する必要があり、生活オリエンテーションは基本的には在留資格取得後から入社までの間に実施するもので、日本で生活する上で必要なルールや制度について長時間に渡って説明する必要があります。この2つの項目に関してはの費用は支援機関によりかなりばらつきがあるので一概には言えませんが、両方を合わせて5万円程度が目安となり、上記月額費用とは別に入社時に必要となるもので月額料金には含まれず初期費用として掛かる費用というのが一般的です。

✅支援機関選びは「金額」だけで判断しないこと!

登録支援機関はどこへ依頼しても同じと思われがちですが、実際には支援内容に大きな差があります。法律上実施が義務付けられている「義務的支援」はどの登録支援機関も対応しています。
しかし、

▶日本語学習支援
▶定着支援
▶母国語での相談対応
▶緊急時対応
▶企業との連携体制

などの対応する支援内容や各支援内容の質については支援機関によって大きく異なります。
そのため、

月額費用が安いから

という理由だけで選ぶのではなく、

どこまで支援してくれるのか
対応言語は何か
緊急時の対応はどうか
過去の支援実績はどうか

といった点まで確認した上で比較検討することをおすすめします。
今後は国内でも特定技能外国人の採用競争が激しくなっていくことが予想されます。
採用後の定着率を高めるという意味でも、支援体制の充実度は今後ますます重要になっていくでしょう。

住居関連費用

外国人材が日本で生活するためには住居の確保が必要になります。
状況によっては企業が、

敷金
礼金
仲介手数料
家具家電購入費
保証会社費用

などを負担することもあります。
特に海外から招聘する場合には、初期費用が発生しやすい傾向があります。
会社が社宅を保有している場合には費用を抑えられるケースもあります。
なお、企業負担が義務付けられているわけではありません。

渡航費用

海外から採用する場合には、

航空券代
空港送迎費用

などが発生します。
国によって差がありますが、数万円から十数万円程度となるケースが一般的です。
また、企業によっては来日時の宿泊費などを負担する場合もあります。
なお、こちらも企業負担が義務付けられているわけではありません。

海外側手続きに関する費用

外国人本人の国籍によっては、日本で就労するために母国側で送出手続や就労関連手続が必要になる場合があります。
例えばフィリピン、ベトナム、インドネシアなどでは、送出機関や関係機関を通じた手続が必要になることがあり、現地での申請費用や書類取得費用が発生することがあります。
必要な手続や費用負担は国籍や採用ルートによって異なるため、海外から採用する場合には事前に確認しておくことが重要です。
なお、こちらについても基本的には企業様が負担する義務はないものの、企業様が負担するケースが多いものになります。

日本人採用と比べて高いのか?

ここまで見ると、

特定技能外国人の採用は高額ではないか

と感じる企業もあるかもしれません。
しかし、

  • 求人広告費
  • 人材紹介費
  • 採用媒体費
  • 採用担当者の人件費

などを考慮すると、日本人採用でも相応のコストが発生しています。
また、地域によっては日本人採用そのものが難しくなっている業種もあります。
そのため、単純な費用比較ではなく、

必要な人材を確保できるか

という視点で検討することが重要です。

実務上の見解

行政書士である私の実務経験上、
企業が最も後悔しやすいのは、

✅ 採用費用よりも採用後のミスマッチ

です。
例えば、

  • 日本語能力が想定より低かった
  • 業務内容との適性が合わなかった
  • 支援体制が整っていなかった
  • 早期退職してしまった

といったケースです。
そのため、
単純に紹介費用や支援費用の安さだけで判断するのではなく、

  • どのような人材なのか
  • 日本語能力は十分か
  • 長期的に働ける見込みがあるか
  • 支援体制は十分か

まで確認した上で採用することをおすすめします。

まとめ

特定技能外国人を採用する場合、

主に次のような費用が発生します。

✨人材紹介費用

✨登録支援機関費用

✨住居関連費用

✨渡航費用

✨海外側手続きに関する費用

企業によって異なりますが、

✅初期費用として30万円~100万円程度

✅毎月1.5万円~4万円程度

が一つの目安になります。

ただし、採用方法や国籍、支援体制によって大きく変わるため、事前にシミュレーションを行うことが重要です。

熊本・福岡で特定技能外国人の採用をご検討中の企業様へ

アクロス国際行政書士事務所では、

特定技能外国人の受入れサポート
在留資格申請
登録支援機関のご紹介
受入れ企業の要件確認
採用費用のシミュレーション

を行っています。
熊本・福岡を中心に九州全域の企業様からご相談をいただいております。
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